地域と体験を共有する公立中学校/川崎市立日吉中学校 鈴木先生
「新川崎」駅から歩いて15分、目抜き通りを少し入ったところにある「川崎市立日吉中学校」は、先生も生徒も全員の顔がわかるというアットホームな小規模の学校。1小1中で日吉小学校からそのまま日吉中学校に進むため、生徒たちは9年間の長い付き合いになり、大人になって街を出てからもまた戻ってくる生徒が多く、親子三世代で通う家庭もあるとか。そんな「川崎市立日吉中学校」の鈴木校長先生に、日頃の生活から特徴的な教育活...
View Article「すみよしさん」の愛称で親しまれる/「住吉大社」岡康史さん
1800年以上前に創祀され、地元の人々から「すみよしさん」の愛称で親しまれている「住吉大社」。初詣に多くの人々が訪れることでも知られている「住吉大社」の歴史や祭事、街との関わりについて、総務部庶務課長の岡康史さんにお話を伺った。 1800年以上の歴史を持つ、海の神様 ――住吉大社の歴史について教えてください。...
View Article懐かしくて新しい味/「洋食やろく 本店」多田喜景さん
「住吉大社」の近くに80年以上続く老舗洋食店「やろく」がある。当店を周知させたのはジャガイモを一切使用しないで玉子をメインに揚げた名物「玉子コロッケ」だ。今や「住吉大社」のお参りに合わせ、「玉子コロッケ」を食べに全国から人が来る。今回、三代目で代表を務める多田喜景さんに、当店の歴史やお料理のこだわりに加え、住吉大社エリアの魅力についてお話を伺った。 1978(昭和53)年、突然、家業を継ぐことに...
View Article145年以上の歴史をもつ伝統校/「府中市立府中第一小学校」関修一先生
国道20号線に沿った場所に、広々とした芝生の校庭を抱えて建つ「府中市立府中第一小学校」。こちらは2018(平成30)年で創立から145年を数えるという、府中市内でも伝統校のひとつに数えられる。その広い学び舎にはおよそ950名の児童たちが学んでおり、いまもその数は増え続けているという。また、この小学校に入ると誰もが経験する「わかば鼓笛隊」が同校の象徴となっており、6年生たちが総勢100名以上の大部隊で...
View Article整備再開発事業で変貌を遂げる国分寺駅北口エリア/国分寺市まちづくり部駅周辺整備課 久保さん、蜂須さん
JR中央線「国分寺」駅の北口側で進められている再開発事業「国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業」。半世紀以上前から計画されていたこの事業は、ここ10年ほどで一気に工事が進み、2018(平成30)年の春に駅直結の2つの再開発ビル「cocobunji WEST」と「cocobunji...
View Article再開発事業の成功例として語られる武蔵浦和駅周辺地区のまちづくり/さいたま市浦和西部まちづくり事務所
JR埼京線と武蔵野線の2路線が利用できる「武蔵浦和」駅の周辺には、再開発事業によって整備された綺麗な街並が広がり、都心部への交通アクセスに優れた住環境を求めて移り住む人も多い。さいたま市南区役所や図書館など行政の窓口やサービスの拠点が集まる「サウスピア」が駅前にあるほか、日々の生活に役立つ商業施設も多彩で、住みやすい街として注目を集めている。今回は武蔵浦和駅周辺地区のまちづくりを推進する「浦和西部ま...
View Article地域に愛される伝統校/「江東区立北砂小学校」原校長先生
住吉・西大島エリアは、河川に囲まれた自然がある下町情緒あふれる街。「西大島」駅から南西側の北砂地区は、幕末から明治時代にかけて日米の架け橋役として活躍したジョン万次郎が晩年を過ごした地としても有名で、その功績は地域の人により受け継がれ、「江東区立北砂小学校」校門には、邸宅跡の案内板も設置されている。地域と人々と共に歩み続ける「江東区立北砂小学校」の歴史と取り組み、地域の魅力について原弘義校長に話を伺...
View Article大島三丁目1番地地区市街地再開発準備組合 江口博之理事長
西大島エリアは、江東区の中央に位置する交通の要所。各方面へのアクセスの良さと公共公益施設の利便性、歴史と自然を感じることのできる街並みは住みやすく快適だ。下町情緒あふれる魅力的な街だが、時代とともに求められる街の姿も変化。明治通りと新大橋通りが交差する大島三丁目では再開発計画が進められ、より魅力のある街づくりへの動きが始まっている。そんな「大島三丁目1番地地区市街地再開発準備組合」の江口博之理事長に...
View Article松戸市立牧野原小学校 校長 野﨑隆先生 インタビュー
学校の枠を超えた球技大会や体育大会、「家庭教育学級」や「モジュール時間」など独自の取り組みが際立つ松戸市。2018(平成30)年で44年目を迎える牧野原小学校は、今年度「言語活用能力の向上」に力を入れ、言葉を使ってコミュニケーション力を鍛え身につけることを目指すという。そんな「松戸市立牧野原小学校」の野﨑校長に、日々の教育活動や街の魅力についてお伺いした。...
View Article日本体育施設グループ(中野区運動施設および哲学堂公園指定管理者) 統括責任者 植竹薫さん
中野区にある「哲学堂公園」は、普段なかなか触れることのない哲学について視覚的、立体的に実体験として感じることができる全国でも例を見ない“哲学のテーマパーク”となっている。「哲学のまち・中野」をテーマに掲げる中野区では、「哲学堂公園」を中心としたまちづくりの整備計画が進められており、あらたな観光の拠点として注目が集まっている。今回は「哲学堂公園」の運営、管理を担う日本体育施設グループの植竹薫さんに「哲...
View Articleにじいろ保育園 勝島 園長 大塚純子先生
京急本線「立会川」駅、「大森海岸」駅から徒歩約10分。「にじいろ保育園 勝島」は、2018(平成30)年4月に誕生した新しい認可保育園だ。「しながわ区民公園」内に位置し、地域に開かれた保育園として注目されている。今回は園長の大塚純子先生に、同園の特徴や南大井エリアの魅力についてお話を伺った。 3つの“愛”を大切にする保育理念 ――まずは園の概要をお聞かせください。...
View Article長浜鮮魚市場 係長 浦和己さん 古賀太一朗さん
「魚の美味しいまち・福岡」を支える博多の台所「長浜鮮魚市場」。玄界灘の豊かな漁場で獲れた魚は、荒波に揉まれ身が引き締まった逸品となります。この市場は食文化の普及と交流を目的として、セリの見学が自由にできるよう一般開放されているのも特徴。そのほか、定期的にイベントを開催するなど、他市場とは一線を画す動きが人の交流を呼び、街の活性化に貢献しています。今回は、「長浜鮮魚市場」を訪れ、浦和己係長と古賀太一朗...
View Article児童主導の取り組みを⽀え、将来活躍できる⼦どもたちを育てる/大津市立平野小学校 小林校長先生
太陽の光を浴び、キラキラ輝く校舎から今日もたくさんの児童の声が聞こえる。JR琵琶湖線・京阪石山坂本線「膳所」駅を中心として南北に長い学区を持つ「大津市立平野小学校」は少子高齢化の昨今において、いまだ児童数1000人以上を誇る大規模校だ。そんな平野小学校で2017(平成29)年4月から校長を務められているのは小林典也先生。児童数が多いからこそ、児童1人1人の個性を尊重する教育を心がけていると語る。小林...
View Article伝統芸能を学び、心を育てる。/大津市立長等小学校 鈴木校長先生
長等山と琵琶湖に挟まれた大津市中心部。目の前には1000年以上の歴史を誇る「三井寺」があり、歴史と伝統を感じる街並みが広がっている。そんな街で140年以上の歴史を持つのがこの「大津市立長等小学校」。6年生になると全員で狂言「附子(ぶす)」を本格様式で演じることが度々話題にもなる同校であるが、その歴史的資産を生かした学校独自の教育観とはどのようなものだろうか。今回は同校の校長である鈴木靖彦先生にお話を...
View Articleエリアの仕上げともいうべき開発が進行中で注目される「みなとみらい21地区」/横浜市都市整備局みなとみらい21推進課 課長 白井正和さん
今から半世紀以上も前に、横浜市が21世紀の新しい港湾都市の姿を求めて計画した「みなとみらい21」の開発プロジェクト。そこから長い年月の間に、「横浜ランドマークタワー」「クイーンズスクエア横浜」「よこはまコスモワールド」「赤レンガ倉庫」など、数々の横浜の新名所が生まれてきたことは、多くの人が知るところだろう。しかし一方で、地区の北側では数年前まで空き地が大部分を占め、やや寂しげな光景を見せていたことも...
View Article「3つのシンボル」が開校以来の伝統/文京区立窪町小学校 松本絵美子校長先生
「茗荷谷」駅からも近い、春日通り沿いの一等地にある「文京区立窪町小学校」。創立から90年を超えるこの歴史ある小学校は、創立以来「3つのシンボル」を掲げながら、進取の気風とともに育まれてきた学校である。10年ほど前には校舎が建替えられ、5階建ての立派な建物となった。現在は約730名ほどの子どもたちが学んでいるという。今回はこちらで校長を務められている松本絵美子先生を訪ね、学校の特徴と地域の魅力について...
View Article自然に囲まれ、地域の温かい眼差しに恵まれている/横須賀市立山崎小学校 校長 松山雅彦先生
「横須賀市立山崎小学校」は1912(明治45)年に開校した。校舎の最上階からは海が望め、横須賀のシンボルとも言える猿島も見える。潮風を浴びながらたたずむ校舎を歩くことは、同校の歴史を散策することでもある。創立100年を超える歴史、教育目標、同校が大切にしていることを中心に伺ってきた。 1世紀以上にわたり、子どもを温かく見守りのびのび育てる...
View Article健全で健やかな育児が実現する絶好の環境/神戸鹿の子幼稚園 宮城和子園長・宮城豊副園長
近年、ニュータウン開発が進んでいる神戸市北区。神戸市の面積の44%を占める広大な土地は六甲山系の北西に位置する山林・農村地区となる。ベッドタウンとして注目を集め人口増加が目覚ましい地域だが、広大な自然に囲まれた環境を活かしたバランスの良い都市整備は近隣地域のなかでも抜群と言える。そんな恵まれた環境を活かして、教育・保育を行っている「神戸鹿の子幼稚園」。子どもたちの元気な笑顔が街のアクセントのようにも...
View Article独自の授業研究で学力向上と、文武両道を目指す/岡崎市立竜海中学校 加藤勝巳先生
自然が残る丘の上に建つ「岡崎市立竜海中学校」。気持ちの良い環境で授業を受けている生徒は、50年以上続く「わかる学習指導」の研究で培われてきた学習方法によって基礎学力を定着させている。また、部活動で優秀な成績を収めるなど、運動部、文化部、どちらも一生懸命に活動している。文武両道を目指すために、生徒はどのような学校生活を送っているのか、校長の加藤勝巳先生にお話を伺った。...
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